INTERVIEW

皆様にとって“身近な法律事務所”

ご家族によって異なる相続問題に
1つ1つお応えし 一緒になって
ベストな解決策を考えていきます

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今でこそ“終活”という言葉は、普通に聞かれるようになりましたが、
そうなるずっと前から人生の最期を迎える準備の大切さを痛感し、
講演会や相談などで終活の重要性を発信し続けてきました。
「相続は事前の対策が大事。意識を変えて、積極的な終活を」と熱心に語る薦田弁護士に、
円満な相続のために大切なこと、そして終活の重要性などについておうかがいしました。

INTERVIEW 01

法律事務所として相続の相談割合は
どのくらいですか?

かなり多く、全体の過半数を占めています。当事務所は相続や離婚といった家族の問題と言いますか、どなたの身にも起こる法律問題の解決に力を入れていて、そういう意味では皆様にとって“身近な法律事務所”と言えると思います。

法律事務所として相続の相談割合はどのくらいですか?

INTERVIEW 02

相続ではどんな相談内容が
多いですか?

遺言書のこと、遺産分割のこと、それから特別受益のこと、それと関連して生前に預貯金を引き出されたことへの不当利得返還請求など、ご相談内容は多岐にわたります。ご家族の数だけ相続問題の種類があると言え、その1つ1つにきちんとお応えし、ご相談者様・ご依頼者様と一緒になってベストな解決策を考えていくことを大切にしています。

相続ではどんな相談内容が多いですか?

INTERVIEW 03

以前から終活のサポートに
力を入れているとお聞きしましたが?

今でこそ当たり前のように聞く言葉になりましたが、そうなる前からずっと私は終活の大切さを痛感していて、講演会や相談などでその重要性を発信し続けてきました。相続は事前の対策が大事で、ご家族が元気なうちからそういう話をすることに抵抗がある方も多いと思いますが、そうした意識を変えて、積極的にご家族同士でやがて訪れるその日に備えて準備していただきたいです。終活というのは何も“自身の死後への備え”だけを指すのではなく、“人生の終焉を見つけることを通じて、今をより自分らしく生きる活動”であると考えています。終活のことを考えた時、色々な不安が頭をよぎると思いますが、その1つに相続のことがあり、誰にとっても円満で幸せなピリオドを迎えるためにも、「まだ早い」「縁起でもない」と思わずにしっかり考えておくべきなのです。

相続ではどんな相談内容が多いですか?

終活・遺言・相続の
無料相談会を実施

任意後見制度なども
利用して事前に
トラブルを回避する

INTERVIEW 04

終活の一環として遺言書の作成が
ありますが、遺言書のご相談は
多いですか?

当事務所では終活・遺言・相続の無料相談会を実施していますので、かなりの相談が寄せられます。ただ、遺言書で問題となるのが、その方の意思能力・遺言能力です。これがかなり悩ましい部分で、例えば認知症などで遺言者の意思能力や遺言能力が無いにもかかわらず、一緒に暮らしているご家族などが自分にとって有利な内容の遺言書を書かせてしまう場合があるのです。こうした場合、私たち弁護士は主治医とも相談して、入院中のカンファレンスの記録とか長谷川式スケール(※認知症の診断に使われる認知機能テストの1つで一般的に利用されている)の点数を確認したりして、その方の意思能力・遺言能力を確認する必要があります。こうしたケースは珍しくなく、現在も「遺言書の有効性」を争う事案を複数担当しています。それを防ぐためにも早めの準備、特に任意後見制度の利用などが大切だと考えています。

終活の一環として遺言書の作成がありますが、遺言書のご相談は多いですか?

INTERVIEW 05

任意後見制度とはどんな制度ですか?

これはご自身の判断能力があるうちに、予めまさかの時に備えて自分の将来を任せられる人物を決めておいて、その人物に生前の見守りや財産管理や身上監護、死後の葬儀に関わることなどを依頼しておくための制度です。任意後見制度以外にも法定後見制度というものもあり、これら2つをまとめたものを成年後見制度と言いますが、法定後見制度はご自身の判断能力が低下した後に利用する制度で、財産管理や身上監護などを任せる成年後見人等を誰にするかは自分で選ぶことはできません。ですから未だ、元気なうちに任意後見制度により信頼のおける人物を選んでおいた方が安心だと思います。任意後見制度を利用して信頼のおける人物に財産管理などを任せておけば、まわりの誰かが都合のいいように遺言書を書かせるということはなくなりますし、預貯金の使い込みも防げます。

任意後見制度とはどんな制度ですか?

当事務所は
税理士・司法書士・
不動産鑑定士など
他の専門家との
連携も強いので
相続に関わる問題を
トータルに
ご相談いただけます

INTERVIEW 06

その他、相続で問題になることは?

相続として多いのは遺産分割の協議調停です。ただ、遺産分割について弁護士へご相談に来られている時点で、もうご家族だけの話し合いではまとまらない場合が多いようです。無理にご家族だけで解決しようとはせずに、早めに弁護士にご相談していただくことをおすすめします。

その他、相続で問題になることは?

INTERVIEW 07

相続のことを弁護士へ
相談するタイミングは?

早ければ早いほど良く、理想的なのは相続開始前からです。だからこそ、生前のうちの準備=終活を強くおすすめしているのです。終活は遺産分割での紛争予防にも繋がりますが、それだけでなく、相続で受け取った財産には相続税がかかりますので、その生前対策にも繋がるものです。当事務所は税理士のほか、司法書士や不動産鑑定士などの専門家との連携が強いので、あらかじめ相続税の納税額をシミュレーションしたり、「土地を売却して取得した方がいいのか、それともそのまま受け取った方がいいのか」についてもご相談したりしていただけます。

相続のことを弁護士へ相談するタイミングは?

INTERVIEW 08

相談時の雰囲気はどんな感じですか?

穏やかな雰囲気の中、時には笑いも交えてお話しさせていただいています。皆様、「相談して良かった」とおっしゃって頂いています。当事務所では初回の法律相談を無料で承っているのですが、ご相談だけで終わることも多く、「申し訳ないです…」と恐縮される方もいます。でも、全然恐縮する必要なんてありません。当事務所では無料相談だけで終わることは厭わず、むしろ「こういう方向性で考えてみてはいかがでしょうか?」と解決の方針もお伝えするようにしています。そうして様々な情報をご提供したうえで、一度お戻りになり、ご家族とよく相談のうえ弁護士に依頼するかどうか決めてほしいと思っています。

相談時の雰囲気はどんな感じですか?

みんなが泣いて
笑って穏やかに
大切な人を
見送れるように

INTERVIEW 09

最後に、サイトをご覧の方へ
メッセージをお願いします

「弁護士は敷居が高い」とお考えの方が多いかもしれませんが、相続に関することは早めの相談が大切です。相談のタイミングもそうですが、“事前に相談できる人”を探しておくことも大事です。病気になったり、入院したりした時、すぐに相続について話し合うことに抵抗があるかもしれませんが、「縁起でもない」と思わずに意識を変えて積極的にご家族で話し合うようにしましょう。そうして“最期を迎える準備(終活)”をしておくことで、相続の不安・トラブルが解消でき、みんなが泣いて笑って穏やかに大切な人を見送れるようになるのです。

最後に、サイトをご覧の方へメッセージをお願いします